ゼロから始める経営学 Vol.13
このカテゴリでは、僕が勉強した経営学について公開していくものです。
ではこれから紹介していきましょう。
■経営戦略論
2.資源戦略論
③ポートフォリオ・アプローチ
・データを簡略化し、凝縮する視覚的手法としてポートフォリオ・グリッドと呼ばれる図が用いられる。代表例は「BCG事業 ポートフォリオ・マトリックス」である。
・この図では全社の事業ユニット(SBU)が円で表現され、その一つは所属している産業全体の成長率とその産業における相対的な競争ポジションによってプロットされ、各円の大きさは当該事業の売り上げ規模に比例する。
・ヨコ軸は相対市場シェアを表し、自社事業のシェアとその最大競争相手企業の事業のシェアとの比例と定義され、タテ軸は産業全体の成長率を表す。タテ軸の値は次式で求められる。
・2017年産業成長率=(2017年の全体市場-2016年の全体市場)/2016年の全体市場×100
・最も重要な意義は事業間のキャッシュの移転のあるべきパターンを示唆する点であり、ヨコ軸はどの程度キャッシュ(現金)を生み出せるかに関係する。タテ軸はキャッシュを使う程度、あるいはキャッシュの必要度である。
・花形…高成長分野で優位なポジションを獲得している。会社の成長を支えると共に、事業がいずれ成熟する将来には安定的収益源になることが期待できる。
・金のなる木…低成長と商市場シェアから、通常低コストで優位な競争ポジションを獲得している。他分野に再投資するためのキャッシュを準備する。
・問題児…四つの中で最悪のキャッシュフローであり、花形に成長させるか、まったく反対に分離させるかをする。
・負け犬…通常相対的に高コストのポジションにあるため、利益が上がらず、むしろキャッシュを失う可能性が大きい。キャッシュフローの観点から売却、収穫(清算)、全面閉鎖が推奨される事業である。
(参考)経営学 入門
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